八極門第七代宗師
呉連枝老師略歴

 呉連枝、字は鴻鶴、1947年8月13日生まれで回族、滄県孟村鎮(今は孟村回族自治県に属す)の人。八極門第七代宗師。孟村回族自治県人大常委会副主任、及び開門八極拳研究会会長を歴任。幼時より、八極門第六代宗師である父・呉秀峰について八極拳を習い、十八歳にして教え始める。その徒・劉秀萍、常玉剛、劉連俊はかつて全国武術試合において優勝を獲得した。

 1982年以来、滄州、石家庄、孟村において、日本、アメリカを始めとする諸外国からの、多くの八極拳学習団を接待。

 1985年1月22日、開門八極拳研究会が成立。会長となる。同年、八極門第五代宗師である祖父・呉会清より受け継いだ《呉氏八極拳術秘訣之譜》を、さらに内容を追加して重版。

 1986年、日本の武術団体の招聘に応じて初来日。以降、度々訪日指導を行い、この間にベースボールマガジン社より「呉氏開門八極拳」、「続・呉氏開門八極拳」を出版している。また、1988年に著した《八極拳歴史及理論的探討》は、河北省優秀論文賞に輝いた。
 1996年には、イタリアより招聘を受け、約3ヵ月間、訪問指導した。

 1997年。長年、特定の武術団体の招きでしか来日していなかったが、初めて別の団体の招聘にも応じて来日。この際「八極拳社」も公認された。1998年には、これまでは関西を中心とした訪日の間に滞在したことのあった東京を、直接、訪れている。

 1999年4月、初めて四国の地を訪問。短期間ながら「八極拳社」に滞在し、指導を行った。

(1997.10.17作成/1999.5.18更新)


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